島ひきおに

作： 山下 明生
絵： 梶山 俊夫
出版社： 偕成社

作品情報
発行日： 1973年02月
ISBN： 9784033300207

小学生の教科書にも紹介されている絵本です。
人間と仲良くなりたい鬼のせつないお話しですが、作者の山下明生さんのふるさと、広島県の能美島の近くにある敷島という無人島にまつわるいいつたえを元に作られています。作者自身が子どもの頃、感じた孤独、それがこのお話しのベースになっているそうです。

山下明生さんは、しばらく前まで長く横須賀の海の見えるところにに住まれていました。ツバメ号では絵本『だれのものでもない岩鼻の灯台』原画展を開催し、山下明生さんのトークイベントを開催し、お話を伺いました。

【出版社からの紹介】
人間と暮らしたいと、すみかの島をひっぱって 鬼が村へやってきたが、こわがって誰も遊びません。しかたなく、鬼は隣村へいきますが。。。